地下深くを流れる地下水。太古から人々は、この貴重な資源を「井戸水」として利用してきました。
ところが、上下水道の整備された現代において、ほとんどの地域で地下水は放置されたままになっています。
私たちが目指すのは、この「眠ったままの資源」をふたたび汲み上げること。地下水を有効活用し、水道経費削減と災害対策を実現する「井戸水ろ過システム」をより多くの皆さまにお届けすることが、私たちのミッションです。
地下水を汲み上げるポンプと、不純物や細菌を取り除くろ過装置、さらに各種のセンサー類などが一体となった「井戸水ろ過システム」。
とはいえ、難しく考える必要はありません。いつものように蛇口をひねっていただければ、それだけで地下水が使用できるようになります。その分だけ上水道の利用量は減少し、導入後は平均して総利用水量の約95%が地下水に置き換わります。もちろん、地下水には水道料金がかかりません。つまり「井戸水ろ過システム」とは、施設内に設けられた「水道料金のかからない水道局」のようなものだとご理解ください。
地下水を活用することで、水道経費が大幅削減。施設の規模や、使用する水の量にもよりますが、メンテナンス費などの諸経費を含めても、導入から3年~7年ほどでイニシャルコストの回収が可能です。
ご用意しているプランのうち、パターンBでは弊社負担で初期費用無しで導入することもできます。
厚生労働省が定める51項目の水質基準に適合した水だけを提供いたします。
安全性は水道水とまったく変わりません。飲料水としても安心してご利用ください。
地震や大雨などで上水道が停止した場合にも、施設内の配管に問題がなければ井戸水ろ過システムは稼働し続けます。施設に設置している非常電源回路に接続するので、非常時にも使用でき、停電による断水の心配もありません。
これまで使われていなかった地下水を有効活用することで、水資源を最大化。災害時には地域の給水拠点としても活躍します。導入するだけで、持続可能な社会の実現に貢献できるシステムです。
毎日50トン程度の水を使用している施設であれば、水道経費を50%以上削減することも可能です。たくさんの水を使用する施設であればあるほど、より大きな経費削減効果が期待できます。下記にシミュレーションも掲載していますが、興味のある方はぜひ一度ご相談ください。水道使用量などを分析することで、どの程度の経費削減効果が見込まれるかを割り出します。
介護施設をはじめ、多くの人の命を預かる施設では、災害による断水は死活問題です。
地下水と上水道を併用できる「井戸水ろ過システム」の導入は、水インフラの強靱化という観点からも有効な一手だと言えるでしょう。
災害時には、「井戸水ろ過システム」が地域の給水拠点を担うことも予想されています。
事前にご相談いただければ、近隣の施設への給水を想定した配管を設計することも可能です。
「井戸水ろ過システム」の運用から、保守管理までを一手に担います。
消耗品の交換や、設備の補修・点検はもちろん、水質検査に必要な報告書の作成などもお任せください。
万が一、トラブルがあった場合にも24時間監視通信システムにより警報が発報され迅速に対応します。
井戸水ろ過システムは、長期間の利用を前提としたものです。だからこそ、可能な限りお客様の手を煩わせることなく、ノンストレスでお使いいただける保守運用を心がけています。